残念ながら、引越しはトラブルの発生確率が低いとは言えません。
いえ、逆に高いと言ってしまっても過言ではありません ^^;
一般の方にはなかなか分からないことですが、ちょっと考えれば当たり前のことなんです。
発生するトラブルには、
- 家具や家屋の破損
- 作業開始時間や終了時間の遅延
- 荷物の積み残し
- 搬出・搬入が出来ない家具が発生
- 追加料金の発生などです。
上記の各トラブルが発生する固有の原因もありますが、共通することは引越しという難易度の高い作業やサービスの割りに、引越しの作業や営業を勤める人材の質不足や、ユーザー側の引越しに関する予備知識や経験の不足があります。
ただ、これらはすぐに解決できる問題ではありません。
ですから、当サイトの記事をお読みくださる皆さんに、事前にとっていただける対策や予備知識として知っていただきたいことをお話します。
1.の家具や家屋の破損に関しては、当日の作業員に慎重に作業をやってもらう必要があります。ただ、どの作業員がくるかどうかは基本的にユーザーには決められません。ですから出来ることと言えば、見積もりの営業マンに、きっちりした印象のユーザーだと感じさせるのことが有効です。
営業マンは見積書を作成しますが、その見積書の作業員のみが見る欄に、営業マンから作業員への伝達事項を各場所があったりします。そこに、丁寧に作業をしないと駄目だなぁ・・・と作業員に思わせるようなことを営業マンが書かざるを得ないイメージを見積もり時に与えるんです。
また、家具や家屋の破損が起こった場合の対応がどのようになっているかをしっかりと営業マンに確認しましょう。保険のことや、対応する窓口が誰なのかを確認して、場合によっては、それが口頭のみの話にならない様に、営業マンに見積書の備考欄にその内容を書いてもらうんです。
そうすることによって、きっちりしたユーザーという印象を与えることが出来ます。
2.の作業開始時間の遅延ですが、これは主に午後からの作業開始や、時間指定のないフリー便契約などで起こります。
これは営業マンの説明不足か、ユーザーの認識不足が原因です。午後便は午前便に対して、フリー便は通常の作業に対して安くなっています。安い変りにどういうデメリットがあるのかの説明を営業マンが怠ったか、ユーザーが安さばかりに気をとられていたかです。しっかり確認するようにしてください。
3.の荷物の積み残しに関しては、これは大抵の場合営業マンの荷物量の見積もりミスです。
各社で競い合うことになる場合が多いので、少しでも安く金額を提示したいのが営業マンの心情です。その為に小さめのトラックを手配することによってコストを下げようとします。
これを防ぐには、安すぎる金額を提示してきた業者が手配しようとしているトラックの大きさが、他社のトラックよりも小さいかどうかを見極める必要があります。
安さの理由がトラックの小ささにある場合は、その営業マンにしっかり確認して、それでも契約をする場合は、積みこぼしがあった場合の対応を聞いて、それを見積書の備考欄に書いてもらうことを求めると良いでしょう。
4.の搬出・搬入が出来ないケースですが、これは営業マンの作業経験のなさに原因があります。また、搬入に関しては、新居の搬入経路の確認は基本的に見積もり時点では行わないのでよく起こります。
気になる場合は、新居の訪問見積もりなどを希望するのも良いでしょう。
また、この4.のケースに関しても、しっかり営業マンに発生時の対応を確認しましょう。一番納得のいく説明をしてくれた業者を選択すべきですし、これも同様に口約束にならないように、見積書の備考欄に書いてもらうようにしましょう。
5.の追加料金に関しても、見積もり時点の総額に入っていない作業にはどの様なものがあるかを、しっかり確認するしかありません。
高速代金や作業時間の延長料、吊り作業などが発生した場合に、それが元の料金に入っているのか、入っておらず追加になるのかは、兵庫の引越し業者によって意外に違います。
しっかり確認するようにしましょう。
いずれにしても、複数の兵庫の引越し業者から見積もりをとって、皆さんがある程度兵庫の引越し業者について詳しくなることが有効です。
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