距離のある引越しの場合は、トラックを使って行うと料金が非常に高くなります。
この場合、長距離間の輸送をコンテナを利用して行うことによって、非常に安くあげることが出来るのです。
具体的な作業の流れは、まずは現住所に契約をした兵庫の引越し業者のトラックと作業員が来て、家財や荷物を積み込みます。
そして、最寄のJRのコンテナ駅で、トラックからコンテナに荷物を積み替えます。これが離島などで海上輸送を利用する場合は、港に位って積み替えることになります。
そして、引越し先のJRコンテナ駅や港にコンテナが到着したら、そこに兵庫の引越し業者や運送業者が荷物を取りに行き、荷物をコンテナからトラックに積み替えて、ご新居へ運び込むという流れになります。
最もコストのかかる長距離間の移動を、コンテナで集積して運ぶので、最初から最後までトラックで行うよりも安くできるのです。
ただ、安くなるかわりに、それなりのデメリットも知っておかなくてはなりません。
まずは、家財や荷物の積み替えがあり、破損の発生率が高くなるということです。
現住所や新住所にトラックが来るということは、そのトラックからコンテナへと、コンテナからトラックへの2回の積み替えが発生することになります。
そして、その2回とも、皆さんが見ている前ではないところで作業が行われるので、荷物が乱暴に扱われるリスクも増えます。
また、利用される兵庫の引越し業者によっては、引越し先でのJR駅や港から新住所までの作業を協力会社(別の兵庫の引越し業者や運送業者)に依頼するケースがあります。
このケースで荷物が破損した場合、どちらの業者の作業において荷物が破損したのかの責任の所在が不明確になり、トラブルが発生する可能性があるのです。
私の知っている兵庫の引越し業者では、昨今の価格競争の激化に伴って、一部の遠方への引越しをコンテナ便を利用する様に一時期していましたが、あまりの破損やトラブルの多さに、方針を転換して元に戻したことをしっています。
ただ、最初から、安い代わりにそういう作業内容だということを皆さんが納得されていたり、壊れやすい荷物や高価なものがない場合の引越しでは、かなり安くなるので利用する価値はあると思います。
コンテナ便を利用した引越しを依頼される場合は、契約した引越し元の業者と同じ業者が引っ越し先でも対応してくれるのか、それとも別の協力会社に依頼されるのかを確認して、万が一破損が起こった場合の補償内容や、その際の担当窓口はどこになるのかを確認して、その内容を見積書に明記してもらうようにした方が良いでしょう。 『コンテナ便を利用して長距離便の料金を安くする』の続きを読む |